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2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会のアジア連盟出場枠に関して、
国際サッカー連盟(FIFA)理事を務める日本サッカー協会の小倉純二会長(71)は10日、
南ア大会の4・5(0・5はプレーオフ)から4に削減される可能性があることを明らかにした。
今年12月のFIFA理事会で、オセアニア連盟が0・5から1への増枠を要望することが確実で、
同会長は「(アジア枠削減が)心配だ」と憂慮した。
W杯南ア大会に出場したアジア4カ国のうち、日本と韓国が1次リーグを突破したため、
次回大会もアジア「4・5」枠が維持されるとの見方が有力だったが、
一転して雲行きが怪しくなってきた。
大陸別出場枠は欧州13、南米4・5、北中米カリブ海3・5、アジア4・5、オセアニア0・5。
南米と北中米カリブ海、アジアとオセアニアがそれぞれプレーオフで出場権を争った。
協会首脳によると、12月のFIFA理事会で、オセアニア連盟がブラジル大会の
単独出場枠1を強く要望する見通しという。ニュージーランドはプレーオフでバーレーンを破り、
同大会は1次リーグで敗退したが、出場32カ国で唯一無敗だった。
3戦全敗の北朝鮮を引き合いに、同連盟のレイナルド・テマリ会長が
「オセアニアはアジアより上」との主張を展開することが確実で、小倉会長は
「(現状維持のため)どうやって戦うか、考えないといけない」と減枠の可能性を憂慮した。
アジア減枠となれば、最終予選でグループ2位に入らなければならない。
日本にとってはそれだけでも痛手だが、さらに脅威なのは巻き返しを狙う西アジアの存在。
同地域からの南ア大会への出場はゼロだっただけに、すでに予選突破に向けた
強化策を練っているという。小倉会長は「今回(南ア大会)の予選より厳しいのは予想できる。
だから、まずはブラジルに連れていってくれる先生(監督)を決めないといけない」と、
本大会の成績を見据える前に予選の戦いを最重視する姿勢を強調した。
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