10/08/06 23:13:52 0
大リーグ通算600号本塁打を打った「A・ロッド」こと、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(35)が
筋肉増強剤の使用を告白したのは、09年2月のキャンプ中だった。
レンジャーズで3年連続本塁打王を獲得した01~03年、
年俸27億円の重圧に耐えるためステロイドに手を出してしまった、とても後悔していると涙ながらに訴えた。
クスリを使ったのはまだ薬物使用が禁止されていなかったレンジャーズ時代だけで、
いまはもちろん、それ以前にも使用したことはないとも言った。
しかし、A・ロッドは自ら前非を悔いて薬物使用の事実を吐露したわけではない。
米メディアに03年の薬物検査結果が「クロ」だったと暴露され、渋々認めただけ。
メディアの追及から逃れられないと悟って、シーズン直前にみそぎを済ませたのだ。
米国出身だが、両親はドミニカ共和国生まれ。
母親はニューヨークで皿洗いをしながらA・ロッドを育てたという。
そういった生い立ちの中で、打球の飛距離を1メートルでも伸ばし、1ドルでも多くのカネを稼ぎたいという発想が根底にはあった。
自ら認めたレンジャーズ時代の156本塁打はもちろん、
それ以前のマリナーズ時代に打った179本だってクスリを使ったんじゃないかと疑惑の目を向けられても仕方ないだろう。
600号はメジャー史上7人目(現役選手では最多)。
35歳での達成はベーブ・ルースの36歳を抜いて史上最年少とか。
試合後の本人は「興奮と安堵が半々だ。特別な数字だし誇りに思う」とコメントした。
スゴい記録には違いないが、600本中半分以上がクスリに頼ったものかもしれないと思うと鼻白むのだ。
URLリンク(news.livedoor.com)