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1993年人気絶頂の中、解散したバンド“ユニコーン(UNICORN)”。
突然、発表になったことと解散ライブも行われなかったため、当時ファンは戸惑い悲しんだ。
8月4日の『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ系)の中で奥田民生は、当時の心境について語った。
1987年メジャーデビューしたユニコーンは、当時バンドブームの中心的なグループとなり、
アイドル的存在になりつつあった。
ユニコーンはメンバー全体の盛り上がりで曲の方向性を決めていたため、
“ひとり(奥田)の、こだわり”は無視されてしまったという。
違和感を抱きつつ活動していた奥田民生はそのうち、 “どっちでも、イイや。”と、
考えることで自分を押し殺していた。
当然そんな考えのままで耐えられる訳もなく、他のメンバーの脱退もあって、
約6年間でユニコーンは活動が終わった。
現在の奥田民生は相変わらず、“どっちでも、イイや。”と日々考えているそうだが、昔とは意味が違う。
投げやりな意味ではない。ひとつの考えに固執せず、無理をせず心に余裕を持つ―ということらしい。
昨年バンド活動を再開したが、「もう解散とかしない。(ユニコーンは)やったり、やらなかったりで良い。」と彼は発言している。
彼の話し方はノンビリとしていて、淡々としている。
しかし“奥田民生にしか、出来ない曲”を発信していきたい―という最後の言葉は、
これだけは譲りたくないという強い信念が感じられた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
ソース:Techinsight Japan
URLリンク(japan.techinsight.jp)
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