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エンゼルスの松井秀喜外野手(36)の左翼守備機会が基本的に消滅することになった。
プレーオフ進出に向けてあとのないエンゼルスは3日(日本時間4日)のオリオールズ戦で、
外野守備の大型コンバートを断行。大リーグ屈指の中堅手ハンター(35)を右翼に回し、
右翼手アブレイユ(36)を左翼に異動させた。
攻守のバランスを欠いて首位レンジャーズに大きく水を空けられたエンゼルスのソーシア監督は、
この日ついにチームにカンフル剤を打った。大事に育てていた23歳の有望株、
ボージョスが3Aで打率・314、13本塁打と活躍していることから、
メジャーに昇格させて中堅の定位置を与える決断をしたのだ。
俊足、好守のボージョスの昇格により、11年にわたって名中堅手として知られたベテランのハンターが右翼へ。
チーム関係者、地元メディアからは驚きの声があがったが、
ハンターは「今、我々がしなければならないことは勝つこと以外にない。
確かにチームの外野守備は大きな問題だった」と受け入れた。
このため、右翼手だった左打ちのアブレーユが左翼に押し出されることに。
打撃好調の右打者、フワン・リベラ外野手(32)と左翼守備を分担する。
ボージョスを中心にベテランが両翼を固める頑強な外野布陣が完成することになり、
後半戦の逆転に望みをつなぐことになった。
同時に松井の守備出場は消滅することが決定的。
アブレイユ、リベラの休養日に出場機会がある可能性はあるが、基本的にはDHに専念することになった。
3日も松井は5番DHで先発出場し、2打席目まで遊飛、投ゴロで凡退した。
左翼守備にこだわってヤンキースを飛び出したはずが、エンゼルスでも不振に苦しみ、
次第に起用法が限定されている。再び存在感を示すことができるか。
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