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ゲイのオリンピックとして欧米での認知度が高いゲイゲームズ。参加者の数だけの興奮と感動のドラマに
包まれた2006年のシカゴ大会から4年が経過。あの興奮と感動が、今年ドイツのケルンで再びよみがえろうと
しています。開催を7月30日と目前に控え、感動の晴れ舞台に臨む人たちの想いをお伝えします。
(略)
すこし長くなってしまったが、少し競技会の内容について書きたい。しかし30以上もある競技会の内容を全て
書くことができないと断り書きをいれたい。過去に行われたゲイゲームズのフィギュアスケートの競技模様に
ついて話をしたい。通常のフィギュアスケートのように男女シングルのほかに同性ペアの種目があったり、普通は
女性だけの団体の演技に男性が加わっていることがある。
(略)
たとえばこんな面白いのがあった。アメリカの選手で米軍のゲイに対する見ざる言わざる聞かざるという方針を
痛烈に非難した演技や、男二人あるいは女二人のラブゲームをテーマにしたものなどなど、参加者の人生
そのものが出ていて観る側としてはとても楽しい。スケートをやったことがある人ならだれでもわかるが、
氷の上は意外と巨大で、自分でうまくない事を百も承知の上で、観客に囲まれ一人で、あるいは二人でリンクの
上に立つというのは尋常な事ではないし、かなり怖いことである。それをやってのける心にそして姿に観客は皆、
プロ選手の演技や試合と観た時と同じような、あるいはプロ以上の感銘を受け心がひきつけられる。これは他の
競技でも同じである。それは人を引き付けるのは決して技術ではないからだ。選手一人一人が心に秘めた
スポーツへの情熱を心に宿した時、スポーツ選手と変わりなく放つ輝かしいオーラを持つからである。スポーツを
通じて心が通い合い、言語、文化、宗教、政治理念そしてセクシャルオリエンテーションの違いを超えて人を熱く
することができるスポーツの祭典ゲイゲームズ。筆者は参加者全員が熱いスポーツ選手だと心から言って
やりたい。
あなたに本当に心から熱くなれるスポーツがあるなら、「本田より熱く、浅田より華麗で、そして室伏よりも強い
俺がいる」と胸を張って言ってみよう。そしてその想いを4年後のゲイゲームズにかけてみてはいかがだろうか。
ソース(抜粋)
URLﾘﾝｸ(www.gaylife.co.jp)