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南アフリカW杯で活躍した日本代表MF本田がCSKAモスクワの試合に出なかった。
報道では攻撃的なポジションでプレーしたい本田と、守備的な位置で起用したい
スルツキ監督が対立したことが原因という。これに噂される移籍話も加わり、
ベンチ外となったようだ。
自分が一番輝けるポジションでプレーしたいと思うのは選手として当然だ。
それが自分を高め、対外的なアピールにもなる。本田も自信とプライドを持って監督に
意見したのだろう。相当の覚悟と責任を伴った行動であることがうかがえる。
私にも同じような経験がある。V川崎から磐田に移籍した1996年に
FWからサイドバックに転向させられた。
半年間はチャンスを待ち我慢した。だがFWとして自信もあったので、
当時のハンス・オフト監督に「FWで起用してほしい」とハッキリ伝えた。
結果はベンチだったが、後悔はしていない。
選手によって考え方が違うので一概には言えない。ただプロとして主張するのは
間違いではないはず。外されることを恐れずに、自分の考えをしっかりと伝えられた
本田は立派。
ベンチから外したスルツキ監督も自らの信念を簡単には
曲げないという点ではプロフェッショナルだ。
ただ、この問題に正解はない。本田の場合もこれから移籍するのか、
ポジション変更をのむのか、このままサブ暮らしを続けるのかはわからないが、
とにかく前に進んでほしい。
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