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南アW杯日本代表の指揮を終えて退任する岡田武史監督(53)の後任決定が、大きく
遅れていることが25日、分かった。この日、就任した日本サッカー協会の小倉純二
新会長(71)が、いまだにどの候補者とも交渉していないと明言。新体制での初戦となる
9月4日の国際親善試合・パラグアイ戦が、監督不在のまま行われる可能性も出てきた。
犬飼前会長からバトンを受けた小倉新会長は、注目の次期日本代表監督選定について、
「大仁副会長と原委員長に任せている」と説明。自身は選手経験がないこともあり、
原博実技術委員長らに託すことを明言した。
電撃的な会長交代だったが強化部門は留任し、監督人事が白紙に戻ることはなかった。
原委員長は海外に渡り、引き続き人選中だ。しかし、小倉会長は「まだ候補者の名は
挙がってきていない」と話した。南アW杯で敗退してから1カ月たつが、交渉さえ開始
されていないという。02年日韓W杯後のジーコ監督、06年ドイツW杯後のオシム監督
就任は、大会終了時にほぼ固まっていたのと大差だ。
9月4日には新体制での初戦が組まれている。しかし、小倉会長は「(新監督を)9月9日の
理事会では決めたいが、状況によっては追認になるかも」と、試合当日は監督不在の
可能性を口にした。さらに、「決まらなければ原(委員長)がいる」と代理監督構想も。
冗談に終わらないこともあり得る。
「急ぐより、いい監督を」と小倉会長。日本サッカー界のニューリーダーの言葉を、まずは
信じるしかない。
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