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かつてはブラジル代表の将来を背負うといわれながらも、近年はアルコール問題を
筆頭にトラブル続きのＦＷアドリアーノが、フラメンゴから加入した新天地ローマで復活を誓った。
「このチームでプレーできることに幸せを感じている。過去の失敗を繰り返さないよう、
ハードワークを心掛けるつもりだ。そうすれば、かつての自分を取り戻すことができるはずだ。
僕はローマに勝利をもたらすためにやってきた。競争力がとても高いこのチームならば、
大きな目標を狙うのは当然のことだ」
アドリアーノは主将フランチェスコ・トッティとミルコ・ブチニッチによる強力３トップの
結成については否定しなかったものの、「その場合、より献身的にプレーする必要が
出てくるだろう。なぜなら、試合においては攻撃だけでは不十分であり、しっかりと
守備もしなければならないからだ」と、優等生的な側面を垣間見せた。
ワールドカップ（Ｗ杯）・南アフリカ大会で代表入りできなかったアドリアーノは、
ここ３カ月間プレーしておらず、オーバーウエートも懸念されている。
だが同選手は、現在の体重こそ明かさなかったものの、
「１カ月後には万全なフィジカルコンディションへと戻してみせる」
と、力強く宣言した。
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