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荻野琢プリキュアで恩返し/函館記念
デビュー4年目の荻野琢真騎手(21)が、テイエムプリキュアに「恩返し」の勝利をささげる。
今回が4戦ぶりの騎乗。09年の日経新春杯で重賞タイトルをもたらしてくれた馬だが、しばらくの間その背中からは離れていた。
3走前のエリザベス女王杯(2着)は乗り替わり。福島の検量室でレースを見つめていた。
「栗東までどうやって帰ったのかあんまり記憶がないんです」。愛馬の奮闘に喜ぶ半面、やり切れない気持ちもあった。
「でも、G1で勝ち負けできるほどの馬に乗せてもらっていたということだし、どうしてこうなったのか、自分が乗ったらどうだったかなど考えることができた」。
前向きにとらえ、騎乗できる喜びをかみしめている。
「重賞を勝って牝馬の逃げ馬も頼まれたりするようになったし、プリキュアからもらったものは本当に大きい。
また乗せてもらえることになったからには、行く気を見せてこの馬の競馬をしたい」。
先週入厩したプリキュアをはじめ、毎日遅くまで調教をつける。高いモチベーションと地道な努力が、再び激走を生んでも不思議はない。
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