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PGAメジャー・トーナメントの最多勝記録を持ち、ゴルフ界の「帝王」とも称されたジャック・ニクラス氏(米)は、
トッププレーヤーたちが多額の賞金を手にする現在の状況を極めて肯定的にみている。
「われわれ(の時代)はゴルフでは生計を立てられなかった。しかし、今は数百人のプレーヤーがゴルフだけで生計を立てている。
これは素晴らしいことだ。彼らはゴルフ以外の仕事をしなくても家族を養えるのだから」と同氏は語る。
40年以上に及ぶ現役生活を退いたニクラス氏は、今も月に1、2度ほどゴルフを楽しんでいる。
同氏の今の本業はゴルフコースの設計だ。同氏の経営する会社ニクラスデザインが手掛けるコースの大半は中国のコースだ。
ニクラス氏は、将来中国から複数のチャンピオンが誕生し、さらに同国の数百万人の人々が余暇にゴルフを楽しむようになるだろうと語る。
「以前、旅行で中国を訪れた際、ある質問をされた。彼らは『ジャック、世界の上位10人に中国人プレーヤーが入る日が来るかね』と尋ねてきた。
そこで私は『10年か15年先に世界のプレーヤーの半数が中国人になっても驚かない』と答えた。
実際私はそう信じている。ここ中国から大勢のプレーヤーが誕生するだろう」(ニクラス氏)
またニクラス氏は、2016年にブラジルのリオデジャネイロで開催される夏季五輪でゴルフが正式種目になったことで、
中国やブラジルなど、まだゴルフがあまり浸透していない国でゴルフ熱が高まると考えている。
「五輪がゴルフを上流階級のスポーツから誰もが気楽に楽しめるスポーツに変えるだろう」と同氏は述べる