10/07/16 00:17:17 0
この時期のイサギは、脂が乗ってうまい。食味だけでなく、引きやアタリの鋭さは、グレとは違った楽しみがある。
６月２３日、友人と５人で愛媛・中泊を目指した。
この時期に気になるのが天候。「連日、南風が吹いてウネリがなかなか取れない」と「つばめ渡船」の船長は
言う。数日は磯止めになっていたそうだが、この日は運良く海も穏やかになっていた。
Ｋさんら２人は「グンカン」にＥさんは「黒ハエ」、Ｈさんと私は「平バエ」に磯上がりした。
釣り場で足場を決め、仕掛けを作った。釣友から「餌取りが多いのでウキ下は２ヒロ以内」とアドバイスを受けて
いた。
なるほど餌取りが多い。刺し餌のボイルオキアミが、あっという間になくなってしまう。時には、ハリまでも取ら
れる。
まき餌や打ち込むタイミングをずらし、やっとイサギのアタリがあった。３５センチの良型だが、ハリスも２号
なので一気に引き抜いた。驚いたことに、そのイサギの後には大きなサメが付きまとっていた。
そのせいか後が続かない。釣り座を移動してウキ下を変え、少し遠投すると竿が一気に引ったくられた。最初の
引きをかわし、後は竿を絞り込みながら魚を浮かせた。
この日の最長寸４６・５センチ。フカセ釣りでこのサイズなら引きもグレと遜色（そんしょく）ない。その後も遠投し、
ウキを見ずに手に伝わるアタリを取って、何とか４０センチ前後を５尾ゲット。他にも２０センチ前後のカワハギを
１０尾ほど釣った。
この日は「黒ハエ」の釣友が竿頭で３０～４０センチのイサギを２０尾、「グンカン」はイシダイやヒラマサ、グレに
交じってイサギも２尾釣っていた。
船長の話では、イサギのシーズンは少し遅れて始まったので、今月中なら大釣りが期待できそうとのことだった。
ソース
URLﾘﾝｸ(hochi.yomiuri.co.jp)
画像
URLﾘﾝｸ(hochi.yomiuri.co.jp)