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7月14日 23時43分配信(産経新聞)
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のため約2カ月間中断していたJリーグ1部(J1)は14日、
アジア・チャンピオンズリーグに出場した4チームの未消化試合4試合を実施し、リーグ戦が再開した。
週末の17、18日には2部(J2)と合わせて本格的に再開するが、日本代表のW杯ベスト16進出で高まった
サッカー熱は、年間動員1100万人を目指すJリーグにとっては追い風。鬼武健二チェアマンは
「国内リーグが進化しないと世界に手は届かない」と、リーグ活性化に期待を込める。
14日はW杯メンバーの中村憲剛、稲本潤一(ともに川崎)、岩政大樹(鹿島)が所属先に戻って先発出場したが、
平日夜の開催に加え、2試合が雨にたたられる悪条件もあり、観客の入りは平均1万405人と伸びなかった。
だが、17日の山形?仙台(NDソフトスタジアム山形)で入場券が前売り完売するなど、週末にはリーグ再開を
待ちわびたサポーターや、W杯でサッカーに魅了された新たなファンがスタジアムに大勢駆けつけそうだ。
Jリーグの各クラブはW杯の追い風を実感している。山形は10日にJ2栃木と練習試合を行ったが
「J開幕前の練習試合は観衆が400人ほどだったのに、倍以上になった」と関心の高まりを肌で感じた。
清水の担当者はW杯で1得点した岡崎慎司に全国ネットのテレビ出演依頼が殺到している現状から、
「岡崎をきっかけにエスパルスに注目してもらえば、大きな後押しになる」と話す。
Jリーグ広報も「Jリーグという言葉がテレビで多く聞かれるようになった。
普段見られなかった方の掘り起こしにつながってほしい」と期待を込める。
W杯のテレビ中継で欧州や南米などレベルの高いプレーを見たファンに、魅力あるゲームを提供することも重要になる。
FC東京の城福浩監督は「サッカーに距離が近い人でなくても一度見に行こうとしてくれている。
その人たちに継続的に足を運ばせるのは、われわれ。熱のある試合をお見せする」と気合十分だ。
URLリンク(southafrica2010.yahoo.co.jp)