10/07/13 23:24:50 0
◆第92回全国高校野球選手権 ▽神奈川大会・1回戦
横浜8―0津久井浜=7回コールド=(12日・横浜)
神奈川ではこれまたノーシードの横浜が初戦に臨み“愛甲2世”の呼び声高いスーパー1年生・
山内達也が2番手登板。無限のポテンシャルを見せつけた。
新怪物の出現に雨のハマスタが沸いた。183センチ、87キロ。1年生離れした肉体から、
山内は右打者の内角に重い直球を投げ込んだ。7回から2番手で登板。1安打は許したが、
1イニングを2奪三振の力投。粗削りながらも無限の可能性が詰まった17球だった。
「投げるのは2週間ぶり。久しぶりで気持ち良かった」。大会の直前になって左肩に違和感を
覚えたが、この試合の前日には「いけます」と渡辺元智監督(65)へ登板を直訴。「そういうヤツは、
今どきあまりいない」と感心する指揮官は、かつてのまな弟子に姿をだぶらせた。1978年夏に
1年生エースとして甲子園出場、80年の夏には、全国制覇を成し遂げた愛甲猛(元ロッテ)だ。
「愛甲をほうふつとさせる。愛甲のような雰囲気のある投手にさせたい」
中学ではすでに球速138キロをマークし、多くの高校から受験を勧められたが、「プロに行った
投手がいっぱいいる」と横浜の門を叩いた。
春の3回戦で慶応に敗れたため、夏は5年ぶりのノーシード。横浜にとってノーシードから
甲子園出場となれば、29年ぶりとなる。歴史の扉をルーキー左腕がこじ開けるか。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)