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サッカーW杯も終わり、ポスト岡田ジャパンの動きとは別に「サッカー解説者」には
世代交代の嵐が…。4年後のブラジルW杯にむけて日本代表のメンバー以上に
「テレビ解説者」も質の高さが要求される時代に突入している。
日本サッカー界でストライカー以上に育っていないのが「テレビのサッカー解説者」。
ある協会幹部は「きちんとサッカーを話せる人がいない。特に民放は絶叫系の実況、
応援だけの解説ばかり」と苦虫をつぶす。
岡田ジャパンのまさかの快進撃でNHKでさえ大騒ぎ。一方で、民放各局とNHKが
共同で放映権を購入したこともあって、本来なら運命共同体のはずが、
「労組の関係で公共放送の出張者は“休暇”を取ってるんですから」と現地では
民放関係者と一触即発のムードだったという。
さらにNHK女性アナウンサーの「(NHKは)コマーシャルありませんから」発言も拍車をかけた。
「あれは台本にも書いてあったという話。噴飯ものですよ」と民放関係者。
そのNHKが放送した決勝戦ではG大阪などで監督経験のある早野宏史氏が
「スペイン」を「スイス」と間違える“ミスパス”も。
ある民放関係者は「日本サッカーの放送のレベルが年々落ちているのは間違いない。
解説者の人たちは不勉強だし、現場取材もしない。悪口や日本ガンバレ!だけの
解説だけでは起用できない。これからしっかりしたものを作っていくつもり」という。
スカパー!で解説を務めた日本代表前監督、イビチャ・オシム氏(69)についても
民放関係者は厳しい指摘。「とにかく話が飛びすぎてしゃべりすぎ。
地上波では無理な人選」という。
ちなみに日本のテレビ解説陣のほとんどが「ブラジル優勝」と予想。
スペイン-オランダの決勝戦で「スペイン優勝」を的中したのは98年フランスW杯に
出場した元日本代表・山口素弘氏だけだった。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
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