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今季のメジャーリーグも前半戦が終了。
下馬評どおりのパフォーマンスを見せた選手やチームがあれば、
期待はずれだった選手やチームもあった。
特に日本人選手たちにとっては、総じて厳しいシーズン前半戦となった。
イチロー外野手(マリナーズ)はリーグトップタイの118安打を放ち、
打率.326は同7位。10年連続200安打へ向けてはいいペースを保ち、
首位打者も視界に入っているが、チームは地区最下位に低迷する。
すでに仲のいいケン・グリフィー外野手は引退し、元サイ・ヤング賞
左腕クリフ・リー投手(現レンジャーズ)を放出するなど、今季も
プレーオフ進出は早くも難しい状況だ。
慣れ親しんだニューヨーク・ヤンキースからロサンゼルス・エンゼルスへ
移籍した松井秀喜外野手は、打率.252、10本塁打、47打点と
中軸としての期待にこたえきれていない。1年契約だけに、
チームのプレーオフ進出争いの動向次第では
再び去就問題が浮上してくる可能性もある。
松坂大輔投手(レッドソックス)は故障や好不調の波の激しさで
信頼を取り戻すには至らず6勝どまりだ。
そのほかの選手も、黒田博樹投手(ドジャース)が
7勝7敗と健闘し、マイナー契約から這い上がって
先発の座をつかんだ高橋尚成投手(メッツ)が7勝3敗と
ブレークしたのが目立つ程度。
福留孝介外野手(カブス)は不振と監督方針で
スタメンから外れることが増え、川上憲伸投手(ブレーブス)は
開幕9連敗を喫するなど、リリーフ降格となった。
岡島秀樹投手(レッドソックス)と斎藤隆投手(ブレーブス)も
昨季までの安定感を欠き、故障で大きく出遅れた上原浩治投手
(オリオールズ)は重要な場面での登板機会を与えられずにいる。
そして松井稼頭央二塁手(前アストロズ)、岩村明憲二塁手
(前パイレーツ)は、すでにメジャー契約を解除されて事実上の戦力外に。
現在はマイナーでプレーしてメジャー復帰の機会をうかがっているが、
復活への道のりは険しいと言わざるを得ない。
五十嵐亮太投手(メッツ)も不振でマイナーでの調整を余儀なくされている。
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