10/07/12 11:28:28 faDVsODA0
タコのパウル君は神だと思っている。
7年ほど前の正月休みに両親とベルリン市内のパウル君の実家(パエリア屋)に
食べに行った時の話。
両親と3人で鉄板を囲んで食事をしているといきなりタコのパウル君が
玄関から入ってきた。パエリア屋に似合わないジャーマンないでたちで。
パウル君が「俺いつもの~」と言って厨房へ入ろうとすると、
店内にいた高校生集団が「パウル君!」「パウル君かっけー!」などと
騒ぎ出し、パウル君が戻ってきてくれて即席サイン会になった。
店内に13、4人ほど居合わせた客全員に店内にあった色紙を使い
サインをしてくれた。
そしてパウル君は「さよなら~」と厨房に入っていき、店内は静かになった。
私と両親はパウル君の気さくさとかっこよさに興奮しつつ
食事を終え、会計を済ませようとレジに向かうと、店員さん(パウル妹)が
厨房の中を指差しながら
「今日のパエリアの具はパウル君だよ。また来てくださいね」と。
あれには本当にびっくりした。