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2010年W杯で決勝進出を果たし、初の世界王者まであと一歩となっているスペイン。
しかし、同国からの分離を求めるバスク自治州やカタルーニャ自治州の人々は複雑な胸中にある。ロイター通信が報じた。
スペインの首都が置かれるマドリー州とは異なる言語、文化的アイデンティティーを持つバスク地方とカタルーニャ地方。
リーガ・エスパニョーラのクラブがあることでも有名なビルバオは前者の港湾都市、バルセロナは後者の州都で、
マドリーの中央政府に対し、完全とはいかずとも、さらに高度な自治を求めてきた。
しかし、憲法裁判所はカタルーニャ自治州に対し「独立国家と認めることはできない」との判決を下しており、
反マドリー感情は一層高まることに。決勝前日の現地時間10日、バルセロナでは何千という人々が参加して抗議デモが行なわれた。
ビルバオ出身で経済専門家の40代男性は「30対0でオランダに勝たせたいね」とコメント。
「(マドリーの政治家たちは)カタルーニャとバスクの選手が大勢を占める代表チームの成功を利用し、
『スペイン』というコンセプトを売り出している。そんなもの、バスク人の多くは共有したいと思わない」と辛らつな言葉を述べた。
(つづく)