10/07/11 19:20:23 0
URLリンク(southafrica2010.yahoo.co.jp)
決戦に向け、控えめな性格で知られるMFイニエスタが力強く誓った。
「W杯を制してスペインの国民すべてに幸せをもたらしたい。7月11日が準決勝でドイツを破った以上の日になれば…」
狙いを定めたのは初のW杯制覇。それもただ勝つだけではない。攻撃的スタイルを貫いた上での王座奪取。
イニエスタとともにスペインの中盤を、そしてチームを支えるMFシャビも「持ち味をしっかり表現すれば、おのずと主導権は舞い込んでくる」と強調した。
ともに下部組織時代からバルセロナを支えてきた。スペインのクラブ王者からはW杯メンバー23人のうち7人が選ばれており、
決勝でも控えGKバルデスを除く6人が先発する見通し。来季からFWビジャの加入も決まり、代表のスタイルもパスワークとポゼッションを生かしたバルサ型だ。
88?96年にチームを率いたオランダ人のクライフ監督に影響され、内容を伴った勝利を追求。09年にはサッカー史上初の年間6冠を達成した。
そのバルサをベースにした代表が影響されないはずがない。
スペインの前線が見せる完成度の高さはバレンシア所属のDFマルチェナも「バルサの選手は互いを完ぺきに知り尽くしている」と認める相互理解がカギ。
その様式美は現在のクライフ氏に「オランダよりスペインが理想」と言わしめ、リバプール所属のFWフェルナンド・トーレスは「スタイルを忠実に貫くべき。死ぬ(負ける)のなら
理念に従って死ぬつもり」とまで言い切った。
選手、監督としてバルサ繁栄の礎を築いたクライフはオランダを引っ張った74年W杯決勝で美しく敗れたが「われわれは優勝杯を掲げることで名を残したい。
サッカーにとってはその方がいい」とシャビ。美しいスタイルを広めるため、使命を背負った戦いにもなる。