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ワールドカップ南アフリカ大会で各スタジアム中に鳴り響いた
民族楽器ブブゼラについて、2012年ロンドン五輪組織委員会の
セバスチャン・コー会長は、大会中の使用を禁止する意向を明らかにした。
ロイター通信が報じた。
スタジアム全体に重低音で響き渡るブブゼラについては、
W杯に出場した各国の選手からも「審判の笛が聞こえない」
「プレーに集中できない」との批判が噴出していた。
FIFAに使用禁止を求める要望も出されていたが、FIFAのブラッター会長は
「開催国ファンの伝統を禁じるべきでない」と語り、結局、使用は継続された。
その後、ブブゼラは試合のたびに中継を通じて世界中に知名度が上がり、
南アの特産品として各国で入手することも容易になった。
ロンドン五輪の開催に向け準備を進めるかつての名ランナー、コー会長は、
この音が「選手の頭痛を引き起こしかねない」との懸念を表明。
「私はこれらの問題について自由を容認する論者だが、
オリンピックの競技とは極めて特別なものなのだ」と指摘し、
100メートル走のような競技中は騒音のない一定の静寂の間が必要との考えを示した。
ブブゼラは、南アW杯と平行して開催されていたテニスのウィンブルドン選手権でも
使用が禁止された。大会の広報担当者は「選手や観客の集中力を乱すことになる。
ファンには理解してもらえるだろう」と語っていた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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