10/07/04 16:36:31 0
>>1の続き
ついに「サッカー不毛の地」で国を挙げての熱狂状態が!!
その戦いぶりは「サッカー不毛の地」と揶揄されるアメリカ本国でも拍手で迎えられた。
当然だろう。勇気や勤勉さは、戦術よりもわかりやすいからだ。
ESPNの視聴率は、ワールドカップの放送としては史上最高の数字を叩き出している。
いや、前兆は大会前からあった。
今回のワールドカップで試合のチケットが最もよく売れた国は、開催国の南アを除くと、実はアメリカ合衆国だったのだ。
そのなかにはもちろん、在米メキシコ人や在米ホンジュラス人の購買も多くふくまれている。
が、テレビの画面を通しても、アメリカのサポーターの応援は半端ではなかった。
もしかするとアメリカのサッカーは、この大会を機にメジャー・スポーツの座に近づいたのではないか。
だとすれば、私はここで提案したい。日本が所属するAFC(アジアサッカー連盟)は、
今後CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)との連携を密にしてはどうだろうか。
ユーロのように環太平洋諸国の選手権があると面白い!
欧州には4年に1度のユーロがある。南米選手権も戦いは激しい。
一方、アジアカップや北中米カリブ海選手権の国際的評価はけっして高くない。
だが今回のワールドカップでも、ベスト16のうち4カ国までは、アジアと北中米カリブ海の代表なのだ。
これは好機だ。
WBCをお手本にしろというわけではないが、日本、韓国、中国、北朝鮮の東アジア諸国にアメリカとメキシコ、
さらにはオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ホンジュラス、コスタリカなどを加えて
(場合によっては、東南アジア諸国や中東諸国に声をかけてもよい)、
2年に1度か4年に1度、ガチンコの選手権を開催することはできないものだろうか。
異なるメンタリティの衝突という特性もふくめて、スポンサー主導の花相撲的カップ戦などに比べれば、
こちらははるかに実のあるものとなるはずだ。
頼むぞ、協会。
欧州と南米の二極が突出する状況はそう簡単に変わらないだろうが、
環太平洋諸国のサッカーが第三の極として台頭する事態を想像するのは、けっしてつまらなくないと思う。