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俊輔→本田 戦術変更は英断?準備不足?
1日、帰国したサッカー日本代表。関西国際空港では、大勢のファンに温かく迎えられた。
大会前の関心の低さとは対照的だったが、特に岡田武史監督に対する反応は、W杯前とは別物になった。
強化試合の不振から解任論まで持ち上がったが、ふたを開けてみれば、海外開催のW杯で初の決勝トーナメント進出。
南アフリカのW杯特集紙では「素晴らしい印象を残した」監督の1人にも挙げられた。
読者の皆さんは、岡田監督の采配(さいはい)をどう評価したのだろうか。
《岡ちゃんごめん》というタイトルで意見を寄せた名古屋市の男性(26)は、大会前、調子の上がらない日本代表に気分が盛り上がらず《「岡田やめろ」と何度も愚痴を言ってました》という。
だが、岡田監督はチームの中心を中村俊輔選手から本田圭佑選手にシフトするなど戦術を変更。本田選手は2得点という結果を残し、勝利に大きく貢献した。
男性はこの変更について《新しい選手を起用してこの結果はすごい》と評価し、《パラグアイ戦後に駒野選手を抱き寄せているシーンで涙が出ました。久しぶりにスポーツで感動しました》とつづっている。
一方、Jリーグ・ガンバ大阪のファンだという大阪府吹田市の40代の男性は《日本代表、ありがとう》としながらも、
岡田采配については《最後の何日かで決めた作戦で本大会を戦った。4年の準備期間は何だったんだろう》と疑問をぶつける。
その上で《ベスト16は結果論。(変更を)もっと早く決めていれば代表メンバーも変わっていたし、いろんな交代パターンも作れたはず。
そうした要素をテストマッチで探ることもできずに、いきなり本番に突入したのは、明らかにチーム作りを失敗している》と“準備不足”を指摘する。
《重圧の中で歯を食いしばっただろう岡田監督には敬意を払いますが、チームマネジメントという観点からは納得できません》という男性。
戦術変更を英断ととらえるか、準備不足ととらえるか、評価は難しいが、日本サッカー協会はこの4年間をしっかりと総括し、今後の代表強化へつなげてほしい。(伊)
URLリンク(southafrica2010.yahoo.co.jp)