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人気アニメ「機動戦士ガンダム」の“生みの親”富野由悠季監督(68)が、
ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(70)、マンガ家の江川達也さん(49)ら
計13人の文化人とドラマ「日本のいちばん長い夏」(NHK)に出演すること
が分かった。放送は7月31日、BSハイビジョンで午後8時~同9時50分。
同ドラマは8月7日から全国ロードショーされるほか、出演者らが自身の父親
の戦争体験などをどのように語り継いできたかなどを紹介する関連番組が
7月11日に放送予定。
同ドラマは、1963年に雑誌「文芸春秋」の編集者・半藤一利さんが主催して
行われた終戦を語る座談会をドラマ化。迫水久常、佐藤尚武、富岡定俊、
今村均、大岡昇平、池部良ら、第二次世界大戦の終戦時に政府の中枢や
陸海軍の要職にあった人物、中国や南方の前線にいた人物、沖縄戦や東京
の空襲を生き延びた人物ら28人が参加した座談会の様子を描き、ポツダム
宣言発表後から終戦に至る昭和20年の“長い夏”を浮かび上がらせる。
富野監督は、陸軍大将でラバウルに赴任していた今村均、鳥越さんは終戦時
に陸軍中将・内閣総合計画局長官で御前会議にも出席した池田純久、江川
さんはミャンマー(現ビルマ)に出兵した会田雄次を演じる。ほかにジャーナリスト
の田原総一朗さん、フリーアナウンサーの松平定知さん、作家の林望さん、
国際弁護士の湯浅卓さん、落語家の立川らく朝さんらが出演している。
堤啓介プロデューサーは、文化人の起用について「話題性がある」ことに加え、
「戦争中に少年時代を過ごしたり、父親が戦争に行ったという方々ばかり。
個人的な戦争、あるいは父親に対しての思いがある人々に座談会の肉声を
語っていただくとよりインパクトをもって伝わると考えた」とコメント。(後略)
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