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「PKなんてじゃんけんみたいなもの。僕の失敗とは比べものにならない」
リレハンメル冬季五輪(1994年)のジャンプ団体で、手中にあった金メダルを自身のジャンプ失敗で逃した
原田雅彦さん(42)=現・雪印乳業スキー部コーチ=は、日本代表の駒野友一(28)をこう励ました。
あの冬、原田さんは最後の選手としてジャンプ台に立っていた。105メートルを飛べば優勝。
1回目に122メートルを飛んでおり、金メダルは確実とみられていたが、「金メダルの重圧で
体がうまく動かず、踏み切りのタイミングがずれた」。記録は97・5メートルだった。
銀メダル。「仲間3人は、その4年後の長野五輪を見据え『次がある』と励ましてくれたが、
悔しさは痛いほど分かった」
原田さんは長野五輪のジャンプ団体で金メダルを獲得し、雪辱を果たした。だが
「あのときの仲間の中には金メダルを取れていない人もいる。もし僕が失敗しなければ、
違った人生を歩んでいたかもしれない」。
今回の駒野らDF陣は光って見えたという。
「仲間は彼を責めない。前向きになり、これからも活躍してほしい」
そーす
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