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岡田ジャパンで3000億円!! サッカーワールドカップ(W杯)南ア大会で、
決勝トーナメント進出を果たした日本代表。その経済波及効果が、
約3000億円にのぼったことが29日、専門家の調べで分かった。
電通総研の四元正弘・消費の未来研究部長(50)が同日、サンケイスポーツの取材に
「あくまで個人的な試算」とことわりながら、「1次リーグまでの経済効果は2900億円。
そして決勝リーグ1試合を戦ったことで100億円プラスの3000億円」と分析した。
その内訳に、デジタル家電などは含まれておらず、主に飲食、関連グッズ、
観戦ツアーなどのほか、今後発売されるDVDやゲームが“主力”になるという。
昨年3月、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で「侍ジャパン」が優勝。
大会2連覇を達成した後の経済効果が、約550億円とされた。大会の歴史、規模とも違うため、
単純比較はできないが、「サッカーW杯」の威力はさすがに凄まじいものがある。
こうしたビッグ・イベントには経済効果が期待され、大会前には必ずといっていいほど
その試算金額が、民間シンクタンクから公表されてきたという。W杯でも2002年の日韓大会では、
国内スタジアムの建設や海外からのサポーターの来日などで2兆円、
06年のドイツ大会では4000億円以上とされた。
ところが、ドイツ大会まで経済効果を公表してきた電通総研と第一生命経済研究所とも、
南ア大会ではこの試算をスルーした。四元氏によると、「ドイツ大会では経済効果の多くを
デジタル家電が占めました。でも、デジタル家電はエコポイント導入や、来年に迫っている
地デジ化などもあり、W杯効果かどうか不明」などの理由で公表を控えたという。
これに加え、開幕前の日本代表があまりに冴えなかったことで、盛り上がりを欠いたわけだが、
いまとなってはその活躍でドドーンと3000億円。日本が元気になった。
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