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日本が8強を懸けて臨んだ一戦。エースに成長した本田が攻守に120分間、気迫のこもったプレーを見せた。
前半28分には自陣のゴール前でシュートを放ったサンタクルスの足元に飛び込んだ。
同40分には松井の右クロスに左足を振り抜いた。枠はとらえられなかったが、強烈なシュートだった。
PK戦でも後のない4人目で登場。得意の左足からGKの動きを見切ったように、
ほぼ中央に流し込んで望みをつないだ。
だが、直後にパラグアイの5人目が決めて、本田が初めて臨んだW杯は終わった。
1次リーグ初戦のカメルーン戦で、日本に国外のW杯で初の勝利をもたらすゴールを決め、
第3戦では決勝トーナメントへ導く先制ゴールを直接FKで決めた。
強気な発言と、腕時計を両腕につけるなど独特の感性で「異端児」と呼ばれる男も、
大会で勝利を重ねるごとに、チームへの献身を誓うようになった。
日本サッカーにとって歴史的な試合にも「自分は関係ない。目の前の試合に集中するのが大事」と平常心で戦った。
今大会は未経験のFWを任された。
「日本ではなかなか得点を決めるストライカーがいない中で、
本来中盤の選手だが決定力が秀でている」という岡田監督が抜てきした24歳。
日本人初の3点目は次のW杯に持ち越した。
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