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W杯「日本―パラグアイ戦」(29日・後11時キックオフ)を中継するTBSが、5台の“日本選手専用カメラ”を投入することになった。
土井敏之アナウンサー(39)が南アの現地から本紙の電話取材に応じ、デンマーク戦を実況した日テレ・鈴木健アナ(43)から直接、激励を受けたことを明かした。
日本が8強入りした場合、中継は再び日テレに。局を超えたアナ同士の絆(きずな)で実況のバトンを渡す決意だ。
サプライズだった。デンマーク戦直後、実況した日テレ・鈴木アナが言った。「これでバトンは渡したから」。日本が8強入りした場合の中継は再び日テレ。
29日の決戦を前に、土井アナは「現場の空気を大切に。このバトンは日テレさんへ、いい形でお返ししたい!」。気合は最高潮に達している。
プロ野球、陸上などあらゆる実況をこなしてきた。昨年は「WBC世界フライ級タイトルマッチ・内藤大助×亀田興毅」の実況を担当。全局年間最高視聴率43・1%を記録した。
20日に日本を出発し、25日には代表選手を取材。宿敵パラグアイも“調査済み”で「決勝トーナメント(T)には3度進出してボロ負け、大勝もない。
日本も大量得点は難しいので、接戦になる」と試合展開のイメージを膨らませる。
守備での注目には「早めに攻撃の芽を摘めるかどうか」とボランチの阿部選手。攻撃はチーム最年少ストライカー森本選手を挙げた。
「勝利の輪に一番先に駆け寄る。出場機会はないですが、勝利への渇望が見られる。爆発する予感はあるので、出場すれば点に絡むと思っています」
TBSは2002年日韓大会、06年ドイツ大会と決勝Tの中継権を獲得しながら、日本が敗退。W杯日本戦中継は初となる。
9年越しの夢がかない、ゴール下に同局のカメラ2台など計5台を投入し、日本選手を徹底的にマーク。関係者は「これで日本の活躍シーンをたっぷりお届けできる」と自信を見せる。