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サッカー日本代表の大健闘で、すっかり影が薄くなっているのがプロ野球界。
加藤良三コミッショナーはこう強調する。
「サッカーと野球は敵対するものではありません。今、W杯で日本代表が頑張ってくれるのは
うれしいことです。スポーツ界全体で日本を元気にする。W杯が終われば、プロ野球の番です」。
そうなればいいのだが。連覇した昨年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)
でもわかるように、日本国民は国際大会に熱狂しやすい。逆に言えば国際試合しか
盛り上がらないとも言えるからだ。
先刻承知の加藤コミッショナーは、大リーグオールスター戦(7月13日)視察の際、
セリグ・大リーグコミッショナーと会談を予定している。国際試合増のためだ。
「セリグ・コミッショナーはすでに日米オールスター戦案に言及している。
日米クラブチームチャンピオン同士の決戦案もある。そしてナショナルチーム同士のWBC。
1年に1回くらい国際試合があれば、選手も励みになるし、日本も元気になる」(加藤コミッショナー)。
正論だが、問題は自国の利益追求しか頭にない大リーグ側。耳に心地よい提案は
してもどこまで本気か。元駐米大使、加藤コミッショナーの本音交渉の成否にかかっている。
(夕刊フジ編集委員・江尻良文)
ソース:夕刊フジ(06/26 16:57)
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