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マラドーナ監督 「モウリーニョはベッド脇に連れてきて意見を仰ぎたい人間」
現在2010年Ｗ杯を戦っているアルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ監督が、必要があれば
レアル・マドリー（スペイン）の新指揮官であるジョゼ・モウリーニョ氏にアドバイスを求めるかもしれないと語った。ロイター通信が報じている。
グループリーグで３連勝を収め、ベスト16に駒を進めたアルゼンチン。
マラドーナ監督は現地時間24日（以下現地時間）、アルゼンチンの『ラ・ナシオン』紙の取材に対し「モウリーニョが大好きだ」とコメント。
今季インテル（イタリア）を率いて三冠達成を果たした名将と「何時間もフットボールについて話し、攻撃や守備の戦術について語ったことがある」ことを明かし、
「モウリーニョは、ベッド脇のテーブルまで連れてきて、必要があるたびに意見を仰ぎたいと思わせる人間だ」と続けた。
マラドーナ監督は「俺はモウリーニョの番号を手に入れたから、彼に電話するかもしれない」と、困ったときにモウリーニョ監督に連絡する可能性を示唆した。
ただしここまで絶好調のアルゼンチンということもあり、インテルがチャンピオンズリーグの準決勝でバルセロナ（スペイン）を破ったときのような
“超守備的”な戦術を採用することについては、「それはない」と述べている。
27日に決勝トーナメント１回戦でメキシコと対戦するアルゼンチン。チームのキーマンであるFWリオネル・メッシはこれまで、今大会最多の20本のシュートを放ち、
そのうち２本がポストを叩いているが、まだゴールを決めていない。FWカルロス・テベスも無得点だが、マラドーナ監督はまったく心配していないようだ。
メッシとテベスのプレーについて、その能力の30％に達している選手は今のところ誰もいないと自負し、「自分のチームが大好きだ」と語ったマラドーナ監督。
自身が不発に終わった1982年大会と同じ道をメッシが辿るのか、それとも成功を収めた86年大会のように輝くのかと問われ、
「彼はすでに古い殻を破っており、準備ができている。比較はやめよう。レオはピッチに出ていき、優勝トロフィーを持って帰る準備が整っている」と語った。
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