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Q:2つ目の事件って?
A:財団法人浦安市施設利用振興公社に雇われた体育施設協会の主任専門委員が、
狛江市に出された他団体の非公開の指定管理提案書を持ち出して、財団法人浦安市施設利用振興公社の人に見せていたんだ。
Q:なんで見せたの?
A:当時財団法人浦安市施設利用振興公社は、市内の体育施設(総合体育館、屋内水泳プール、中央武道館)、文化施設(文化会館、市民プラザ:WAVE101)、
利便施設(自転車駐輪所、墓地公園、文化財住宅)の3つもの施設に名乗りをあげていたんだ。
1つでも大変なのに、同時に3つもだよ。しかも、浦安では初めての指定管理者の公募だったから、提案書を作成したことがない財団法人浦安市施設利用振興公社に
とっては、なんとかして「受かる提案書を」手に入れて、それを参考にしたいという思いがあったんじゃないかな。
Q:それってカンニングみたいなもんだよね?
A:そう言われても仕方が無いよね。非公開の提案書を持ち出させた時点で大問題だし、今回の事件では財団法人浦安市施設利用振興公社が、
その主任専門委員を使って非公開の提案書を入手させた公算が大きいんだ。
Q:財団法人浦安市施設利用振興公社って15年近く浦安市の施設を管理運営してきて、ノウハウもたくさんあると思ったんだけど、なんでそんな小汚い真似したのかな?
A:それは、ちょっと分からないな。でも、外郭団体って事業仕訳でも指摘されたけど「再委託屋」と非難されるんだ。
再委託屋っているのは、市から指定管理料を10億円もらう。そして複数の業者に見積もりをさせて、一番安いところや何かと協力してくれる業者と契約を結ぶ。
要はピンハネビジネスだね。
Q:でも指定管理業者って、市からもらった指定管理料で余ったお金は市に返納するっていう話じゃなかった?
A:そうだね。10億円指定管理料をもらって、1億余れば全額市に返納するのが基本。1億もどうやって節約したかちゃんと説明した上でね。
業者を泣かしたり、非正規職員を泣かせて節約するのはご法度だから。
Q:じゃあ、その件に関しては財団法人浦安市施設利用振興公社は問題無しなんだね?
A:それが違うんだ。今まで全額市に返納していたのに、平成21年度から返納しなくなったんだ。
だから財団法人浦安市施設利用振興公社は、3千万もの未払い法人税を計上したんだ。
この法人税は国税だから、市には入って来ない。3千万円もの未払い法人税を計上したということは、6千万円前後の利益があったと推測されるから、
平成21年度では6千万円前後のお金が浦安市に返納されるはずだったんだ。
Q:なんでそんなことになったの?6千万円が浦安市に戻ってこなくて、財団法人浦安市施設利用振興公社の中で利益として計上され、半分近い3千万円が国税として国に納められちゃうの?
A:その辺の会計方針の変更の経緯が、議会でも諮られなかったようだし、そもそも何のための内部留保というのが疑問が残るんだ。
千葉市の例のように、指定管理者に指名されなくても、職員(正規職員)の雇用が保障されているのであれば、内部留保なんてそんなに必要無いよね。
指名されなかった時の運転資金(給与等)を貯める必要が無いんだから。
Q:もしかしてその内部留保って・・・・
A:千葉県の不正経理事件で問題になったのは「預け」といった外部に資金を貯めておくことだったね。財団法人浦安市施設利用振興公社がそういう目的で、
市とつるんでやったかどうかは今後の捜査で分かっていく事だよ。現時点ではまだ分からない。
Q:浦安が一番大変な時期に何やってんだよ・・
A:本当にそうだね。