10/04/22 01:36:07
こっちは岐阜新聞
おしゃれ着購入、名古屋より郊外型モールで
県内の若者のうち「おしゃれ着」を主に名古屋の繁華街で購入する人は全体の18%で、
主に郊外などのショッピングモールで買う人(58%)の3分の1以下にとどまったことが19日、
県が岐阜経済大に委託実施した消費動向調査で分かった。専門家は「名古屋は高い価格への評価が低く、
思ったより買い物をする若者は多くない」と分析している。
近所の商店、コンビニ、スーパー、通信販売などを含めて、最もよく買い物をする施設を質問。
近所の商店を選んだ人の割合は、1.3%と低かった。
おしゃれ着に限らず、価格、アクセスの良さ、品ぞろえの3項目について最も高く評価する施設も質問。
名古屋駅や栄などのデパートを選んだ人は価格で3.7%、アクセスで5.9%と低く、価格で38%、
アクセスでも28%と上位だった郊外型ショッピングモールに大差を付けられた。
品ぞろえは、名古屋も33%の人から評価を集めたが、モールは倍近い59%でトップ。
駅周辺や近所の商店街については「利用経験がない」として評価を保留する人が全体の約4分の1を占めた。
買い物で最も重視するポイントは「価格に応じた内容の良さ」が31%で最も高く、次いで機能20%、価格17%など。
ブランドは2.3%にとどまった。県内の若者の小遣い額は平均で月約4万円で、うちファッション費は約1万1000円だった。
調査責任者の竹内治彦同大経営学部教授は「地元商店街のライバルは、名古屋ではなく郊外型の店舗だ」と指摘。
「高価な一品ものを置くより、地元素材を使った商品を値打ちにそろえるなどモールの量販品に満足できない層を取り込む工夫が必要だ」と提言する。
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