11/11/25 13:29:19.77 AHSYEQhw0
また古い話題で申し訳ないが、以下の部分に首をかしげた方々も多いと思う。
産経抄 2011年11月22日
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
>「おのおの方の扱いは以後、家臣同様である」。徳川幕府3代将軍と
>なった家光は、居並ぶ諸大名の前でこう宣言した。
これはいったい誰の受け売りなのだろう?
家光が宣言した内容から察するに、このとき将軍と大名の間に主従関係が成立したということになる。
とすれば当然それまでは主従関係以外の関係原理で結びついていたことになるが、
どのような関係だったのか?
近代的な雇用関係、奴隷制的関係、あるいは個々の大名と肉体的な関係を持つことで
つまり将軍が身体を提供する見返りに、軍役を徴収する関係など想像は膨らむばかりだ。
大河ドラマにも「これはフィクションであり、実際の史実とは異なる場合もあります」との
断り書きを入れるべきとする人もいる。
実際ある研究者のブログに司馬遼太郎の原作と異なるが先生はどう考えるのか、と書き込みがされ、
それに対しやんわりと「あれは小説の話で・・・」と困惑した回答をした例を見たことがある。
司馬は小説家であり、歴史研究者でないということがわからない御仁は実際いるようだ。
歴史とノスタルジーの区別ができない連中に、最近の若者はゲームの世界と
現実の区別がつかないと批難する資格は当然ない。