11/06/27 02:43:13.63 sGy8NvSm0
>>337
>その人が「アメリカにおける法律的なキリスト教の優位性」を示している事例を提示してくれる事はあまりないね
確かに、大統領選出においてキリスト教徒が「法律的に」優位であるなんてことはない。その意味で、
大統領選のシステムにおいて候補者の信仰する宗教が法律の上で有利・不利をもたらす規定はない、
というあなたの最初のレスポンスは、命題としては間違ってない。
が、みんなはそれを認めたうえで「しかし、それはアメリカが宗教的な平等を"実質的に"保証している社会で
あるということを意味しない」とみんなは言ってるわけ。あなたの>>247の文
>よく「アメリカはキリスト教系の開拓移民が作った宗教国家だ」なんてレベルのことを言ってご満悦の人はよくいるが
に即して言えば、「法律的なキリスト教の優位性の不在」は、「アメリカの宗教的国家として動く側面があることを
否定する材料としては弱い、ないしは大きく不足している、と指摘されている。
あなた自身も認めるように、少なくとも現在は、大統領選において非キリスト教徒には実質駅には
ハンディキャップが課せられている。その現実の前で、大統領を目指そうという人はそのハンデを背負うか、
キリスト教(というよりはプロテスタントだろうなぁ)に改宗するか悩むことになる。それは「信仰の自由」が
ある状態と言えるのか、という指摘にはどうこたえるのか。少なくとも米国の大統領レース参加者は、
日本の首相候補者よりも、その自由が制約されてはいないか、という指摘が行われてるのよ。
>法律云々や見えない規範以前に国民の分布の問題だろ。
法律ではないのはみんな承知してて、「見えない規範」ではあるだろう、と思う人が多いわけで、あなたはそれには
的確に答えているように見えない。逆に、大統領候補者は宗教以外にも妻帯者であるという条件も課されるだろうという
指摘があったけど、これはまさに見えない規範そのものだよね。