11/06/14 08:55:30.02 dWMgHjGh0
>>235
【産気抄】6月14日
引き際の見事さといえば、今も政界の語り種となっているのが、三代目
安倍総理の辞任だ。2007年9月12日、国会会期中、小沢一郎という人物に
意地悪をされてアッサリ辞めてしまった。
▼「私が総理であることが障害になっている」。腹痛を押しての記者会見で
そう述べて首相の座を降り、その後は慶応病院に引きこもった。
▼戦犯とされながら復活した政治家が800人以上もいた。岸信介もその一人だ。
成蹊大学を卒業したその孫は、2006年9月に内閣総理大臣になった。
▼日本人の多くは、戦争で家族を失うなどの大被害を受けたというのに、戦犯
の孫でありながら、「美しい国日本」の首相にまでなるには、才能とともに大
変な努力が必要であっただろう。
▼たとえオシメを当ててでも首相を続けてほしい逸材であった。
▼そんな首相もいるかと思えば、原発利権の復活を願う東電関係者の声を知っ
てか知らずか、「決然と生きる」と居座り続ける首相にも困ったものである。
『地球環境大賞グランプリ』に輝く企業をいじめることで、歴史に名を残そう
というのだろうか。