11/08/22 14:00:18.64 UjpM0hjqP
私たちが用いている議会制民主主義は、議会の多数の合意を得て物事を決めていく。
だが、時に多数派をつくれなくなる。与党内が割れたり、第二院で野党が多数を占めて
「ねじれ」が生じたりするときだ。
そんな症状はもっぱら、経済が苦境に陥り、社会に不満が募るとあらわれる。
民主主義は下り坂に弱いのだ。
URLリンク(www.asahi.com)
デモクラティズム(民主主義)は民衆という多数者に「主権」ありとする。主権とは「崇
高、絶対、無制限の権利」のことである。ただし、民衆が「国民」であるならば、国家の
歴史に秘められている英知のことをさして、主権という修辞を与えることも許されよう。
しかし、平成列島人のように国家のことを歯牙(しが)にもかけない単なる人民の民意に
主権を見いだすのは、民衆政治の堕落にすぎない。これから誕生する保守の最初の仕事は、
民主主義を国民政治への最大の敵と見定めることであろう。
URLリンク(megalodon.jp)