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「蝶々夫人」の舞台奥に常にはためく星条旗。演出の栗山氏はプログラムでのインタビュ
ーの中で、「僕らの頭の上には今も星条旗があって、これなしにはなにも成り立たない」
と語っている。
そのアメリカにしても、今回の福島第一原発事故への白水の対応には苛立っているようだ。
いち早く、脱原発へ方針転換したドイツに続いて、イタリアでも国民投票で原発反対派が
圧勝し、ベルルスコーニ首相も方針変更の意向を表明した。
もちろん「フクシマ」が、この世論を後押ししたことは明らかだが、当の日本で脱原発と
ならないのは、おそらく海外の目にはふしぎなことと映っているだろう。
危険な浜岡原発を停め、発電と送電の分離を口にしただけで、日本では首相が引きずり下
ろされそうな気配である。数十年後のこの国を本当に考えているのは誰なのか、見きわめ
ることこそ求められている。