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問題は、その先だ。橋下を知る人物の多くが、こう声をそろえる。
「橋下サンが“ナニワの独裁者”で満足するわけがない。次は国政ですよ。
最終的には総理大臣を狙ってるんとちゃいますか」(大阪府政関係者)
大阪都構想の実現には法改正が必要だ。地方自治法の改正は国会の仕事。地方首長でやれることには限界がある。
橋下は当選直後の記者会見で、都構想の実現に中央政界が協力しない場合は「(次の衆院選で)近畿一円の小選挙区、
比例代表で70人を目指す」と豪語していた。自身が出馬しなくても、ねじれ国会で維新の会がキャスチングボートを握ればいい。
市長を1期務めた上で、次の衆院選に打って出る算段なのだ。
「数年以内に橋下氏首班の連立政権が誕生する可能性は十分あります。橋下氏が首相にふさわしいかは未知数ですが、
カリスマ性や分かりやすさで彼に代わる人材が中央政界にいないのは事実。“劇薬だけど飲むしかない”という状況になりかねません。
結局のところ、政権交代というチャンスを生かせず、国民の期待をことごとく裏切ってきた民主党の体たらくが、
橋下氏というモンスターを生み出したのです。民主党がマニフェスト通りに改革を進めていれば、
橋下氏の存在はこれほど大きくならなかったはずです」(鈴木哲夫氏=前出)
橋下の口から国家観なんて聞いたことがない。愛国心を鼓舞する“教育改革”に対する違和感は強い。
「敵か、味方か」しかないポピュリスト的手法は危うく、あの小泉狂乱劇場とまったく同じである。
危険なハシズムの台頭を招いた民主党政権の罪は重い。
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