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【from Editor】「この国」と「わが国」 2010.10.13 07:33
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>考えてほしい、「わが国」と「この国」の違いを。「この国を憂う」と「わが国を憂う」。
>自分の立ち位置はどこかという点で、この両者は全く異なっている。
>「この国」というのは、国や国家の外に自分の身を置いた言葉だ。自分と、国や
>国家とは分断された関係で、人ごとのごとく外野から指さすかのような物言いだ。
>「三人称」で国を見ていると自ら認めているような言葉遣いなのである。
>一方、「わが国」という言葉の場合、自分は国の中にある。国と自分は同じ側に
>あり、つながっているという認識が前提になった言葉遣いだ。「一人称」で国を見
>ているといっていい。
>「この国」か「わが国」か。これは発言者の国や国家に対する根本的な態度や
>姿勢を見極めるひとつの指標になり得る。言葉が思考を規定するからである。
>(社会部編集委員 安藤慶太)
思うに、「この国」と「わが国」の違いは、権力の中枢から距離を置いて政策を批判
することができる立ち位置にいるか、たとえ不満があっても政府の政策に一切口を
挟まない(挟めない)くらい権力の中枢に近い立ち位置にいるかの違いではあるまいか。
ま、産経新聞の場合、現在でも国=天皇と思い込んでいるのだろうし、「わが公安」
で揶揄されるに至っては、いつも公安調査庁の中枢に近い位置に立っているという
幻想を抱いているのでしょう。