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有本さん巡る発言、田原氏に取材テープ提出命令 2010年10月24日19時41分
北朝鮮による拉致被害者の有本恵子さん(失踪(しっそう)当時23歳)の両親が、ジャーナリストの田原総一
朗氏(76)にテレビ番組で「外務省も生きていないことはわかっている」などと発言され、精神的苦痛を受け
たとして田原氏に慰謝料を求めた訴訟で、神戸地裁が田原氏に対し、発言の根拠とされる外務省幹部への
取材テープの提出を命じたことがわかった。
18日付。田原氏は、この決定を不服として大阪高裁に即時抗告する方針。
訴状によると、田原氏は2009年4月放送の討論番組で、有本さんらは「生きていない」と発言。両親が同年
7月、「外務省高官から聞いたかのような虚偽を広めた」と提訴した。
訴訟で、田原氏側は証拠として、08年11月に同省幹部に取材した際の録音内容の一部を書面で提出した。
田原氏は取材源の秘匿を理由にテープの提出を拒否。長井浩一裁判長は決定で、同省幹部の声などが取
材源の特定につながる可能性を認めたが、書面を出したことで「秘密を保持する利益を放棄した」と指摘した。
「有本さんを支える会」の井川朗代表は「重要な証拠で、決定は当然」と歓迎。田原氏は「取材源が守られな
いと取材できない。とんでもない決定だ」と話した。
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