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去年1月27日鹿児島大学稲盛会館で志布志事件を題材にしたシンポジウムが開かれた。
出席者は朝日新聞鹿児島総局長、KYTキャスター、南のM氏、踏み字事件の被害者川畑氏。
KYTのキャスターとは蛭川雄二氏である。
シンポジウムのなかで、氏は職場(KYT)でもまだ誰にも話したことのない話である、と前置きして
貴重な体験談を話してくれた。
氏の父親は確かガソリンスタンドの経営者だったと思う。その父親がある事件(選挙違反事件だったかどうか
私の記憶がはっきりしない) の関連で警察に事情を聞かれた。その時の警察の態度は父親をまるで容疑者扱い
にするものだったそうである。その夜、氏の父親は家族の前で悔し涙を流しながら、警察の横暴な取調べの
様子を語ったそうである。氏がこども時代のことである。この時の経験が自身の一連の志布志事件関連の報道
に結び付いた、と話していた。KYTの志布志事件関連の番組はギャラクシー賞報道活動部門のグランプリを受賞
している。
シンポジウムでは出席者が話す度にいちいち拍手はしないものだが、この時は蛭川氏が話し終えると、会場から
期せずして拍手が沸き起こった。