11/04/27 22:06:58.50 wc+T4LYs
>>120
いずれも「似ている気がしないでもない」の域を出ないと一応書き付けておきます
・サマー/タイム/トラベラー/新城カズマ(ハヤカワJA文庫)
読後感が『イリヤ』と似ていたように記憶しています。方向性も近い。ただし良くも悪くも全体的にマイルドな仕上がりなので、ややもすれば物足りないかもしれません。良作であることは確か
・θ/藤真千歳(電撃文庫)
かつて秋山スレで「秋山に近い匂いがする」と期待が集まった(ような気がする)作品。
個人的にはあまり印象好くありませんでしたし、新人ということで大分粗さが目立つように思いますが まあそういう感想も集まったよということで
・All You Need Is Kill/桜坂洋(SD文庫)
ループ物。シリアスの泥臭さや肩の力の抜き所などに近いものを感じます。強いてどれに似ているかと言えば『猫の地球儀』でしょうか。「広がり」ではなく「厚み」の物語だという点で
・天槍の下のバシレイス/伊都工平(電撃文庫)
・紫色のクオリア/うえお久光(電撃文庫)
電撃本誌で連載形式を取っていたSF、ということで並べました。章毎に話がまとまっているため、どちらもテンポ良く進みます