11/06/02 16:45:13.01 LODJvEDD
この物語の最大の肝は「劉輝と旺季の違い」だと思ってずっと読み進めてきたのだけど、
結局「自ら戦を起こした」あたりにありそうだね。志美の「戦を考える王は絶対認めない」
という台詞からも。
でも、確かに違和感を覚える。巻き込まれる民はどうなるんだよ。
圧倒的な戦力を見せつけて不戦勝を勝ち取るというのなら、まだわかるんだけどね。
二人の違いは最終的に「人殺しを認めるか認めないか」という点に帰着するだろうとは思っていたけれど、
それでも旺季が「自ら」戦いを起こすことはないと思っていた。そう見せかけたフェイクだろうと思ってた。
「嫌いなもののため」「愛するもののため」あたりから、意味不明な感じになってきたけど、
結局、わかりやすさを重視したんだね。残念。
下巻は劉輝が一人の犠牲者も出すまいと頑張るお話だろうね。