11/02/26 22:21:54.07 SKwAEGrH
>>481
それも「叩く理由」として何回か言われているのを見たことがあるけど
正直、素直な心理(動機)として考えるとかなり矛盾していると思われるので
どちらかというと正当化のための後付の理屈のように思う。
そもそもなぜ自分が熱中できた当時のある作品の作者を尊敬できるのかと言えば
それが「難しいことである」という理解なり前提がなければならないはずだが
してみれば、今のラノベに「それよりは劣る」ものがある、または全部がそうだとしても
彼から見てそれらはあくまで「平凡」な作品であって
駄作/失敗作、つまり「まったく楽しめないシロモノ」ではないということになる。
採点基準や根拠がどうあれ、「完璧なる良作」と「完全なる駄作」のみで構成されたジャンルなど
普通にありえないわけだからね。
そのなかで自分的に最高ランクに位置する作品が尊敬すべき高度な達成であると高く評価していればいるほど、
相対的に他の作品の「それを作る難しさ」に対する評価も、下がるのではなく上がるはずだと思うんだ。