11/08/20 23:38:17.73 lS4dj11N
>>584
他の人も言ってる通り、犯罪が成立するためには犯意が必要
過失であっても成立するのは過失なになにといって、例外。
だから、怪我をさせるつもりしかなかったけど、結果として死んでしまった
場合は、怪我の部分は犯意が認められるけど、死んでしまった部分は認められない
最初から殺すつもりだった場合と同じであってはまずい。
結果として死んだならみんな殺人で良い、というのは、そりゃ被害者遺族にとってはそのとおりだろうが、
加害者にだって家族もいるだろうし、そいつらは「きっと何かやむを得ない事情があったんだ、その気持を汲んで死刑は避けてほしい」
って思うんじゃないのか。
よくネットでは、「もし自分の家族が殺されたら」という想定ばかり語られるが、
逆に家族が加害者になることだってあり得る
そのとき、詳しい事情抜きで、みんな殺人でいいよね、死んだから、では、加害者家族としては辛い。
本人にしても、「やってもいないこと」で処罰されても反省のしようがない。
事実にもとづいて裁いてくれなかった、というわだかまりが残る。
更生できない。