10/08/12 22:03:55 WU/uRPfz
>>555
ノベライズ化したってどういうことだ?
561:イラストに騙された名無しさん
10/08/12 22:30:43 JaZo2Xn8
おれもそれが分からなかった。
化物語って元々ラノベだよな?
アニメのオリジナルネタを使ってるってことなのかな
562:イラストに騙された名無しさん
10/08/12 22:33:35 Qw8bw10U
アニメ>>>原作ってことだろ
言わせんな恥ずかしい///
563:イラストに騙された名無しさん
10/08/13 00:18:15 2f23Sn/K
猫物語なら、もともとあった裏設定を、
アニメの人気に後押しされて本にしたって感じでしょ。
黒すぎるようなので、自分は買ったまま読んでないけど。w
564:イラストに騙された名無しさん
10/08/13 02:28:49 yHAbV1c2
>562
ちょっとアニメ見てくる
565:イラストに騙された名無しさん
10/08/13 21:07:17 yHAbV1c2
「くるくるクロッキー2」 著者;…………
意味が融ける瞬間―かの名作の始まりを読んだ方々はその感動を噛み締めた。
『理解する』という行為を放棄することの喜びを、
我々に与えてくれた彼はまさしく本記者にとってメシアに等しい存在だった。
しかし、本記者は『絵買い』なる下賎な心を以って禁断の園に足を踏み入れる。
名著の名著たる所以は唯一無二、絶対性にこそあるというのに、
本記者はその真理に目を背けてしまったのだ。
往く道は蛇に唆されてしまったアダムとイブが堕ちた先―
本記者は、その果実を口に含んだ。
芳醇なかをりが胸いっぱいに広がった!
566:イラストに騙された名無しさん
10/08/13 21:08:13 yHAbV1c2
嗚呼、おれはなんという勘違いをしていたのだろう。
物語信仰の崩壊、脱構築の到達点。
それらは全てこの「くるくるクロッキー2」を完成させるための土台でしかなかったのだ。
あまりの感動にうちのめされた本記者に語れる言葉はそう多くはない。
しかしこの偉大なる二部作によって生まれた新たな新天地を、畏れをもってこう呼ぼう。
―『原初ミステリー』、と。
(記事:>>453>>454 リスペクト)
567:イラストに騙された名無しさん
10/08/14 07:24:59 om9sXk+j
くるくるクロッキーはL・O・V・E!が感じられるから大好き
568:イラストに騙された名無しさん
10/08/16 09:08:10 hGv6bpbD
お姉さんとゲームするぐらいなら
俺は妹、もしくは血の繋がらない妹、もしくは幼女とちょっとエッチなゲームさせてもらうね!
569:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 00:19:54 Vb0mLWUR
「彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!」
(作・サイトーマサト/画・魚/電撃文庫)
実は密かに声優を目指しているという方は少なくないのではないだろうか?
人気アニメのキャラクターやハリウッドスターに命を吹き込み、現実と物語の架け橋となる表現者。
それが声優。
姿なき職業といわれたのはもはや過去の話。
今や歌えば紅白出場、喋ればグータン出撃、声優専門のグラビア雑誌まで登場するなど、声以外にも役者としての人となりまで注目されるようになった、まさに花形職業といえるだろう。
本作「彼女はつっこまれるのが好き!」に登場するヒロイン音無まどかも、そんな声優業界で活躍する16歳の超人気アイドル声優であり、
これはその少女と、少女と出会ったことで声優業界に深く関わっていくことになってしまった少年の物語である。
さて、それにしても扇情的なタイトルである。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
「僕は友達が少ない」
など、最近人気の作品に共通しているストレートなタイプのタイトルだが、上記の作品と比べて本作のそれは中身が見えにくい。
ヒロインの父が大御所俳優なせいで周囲の人間は皆、必要以上に彼女に気をつかっていた。彼女はそんな環境に嫌気がさしていた。
そんな中ではじまった新作アニメの番組宣伝ラジオの収録。
原作者と間違われてブースに押し込まれた、ただのオタク高校生で主人公の常村良人(通称・村人)は、なし崩し的に憧れのアイドル声優とラジオをするはめに。
人違いだとわかって混乱する現場だったが自分を特別視することなく、どしどし会話に突っ込んでくる主人公を気に入ったヒロインは彼と一緒にラジオを続けていくことを希望した。
そう、彼女は突っ込まれるのが好きなのです。
と、タイトルの由来はそんなところである。
570:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 00:21:06 Vb0mLWUR
さてさて
「こえでおしごと!」
「声優かっ!」
「スイート☆ライン」
など、確実にブームの兆しを見せている声優ものではあるが、
基本的にそれらの作品がアニメやゲームのアフレコを仕事の軸においていることに対して、
本作はアニメの番宣ラジオ、いわゆるアニラジにテーマを絞っていることが独自性といえるかもしれない。
が、それについては後述させていただきたい。
ところで皆さんは優秀なストーリーの条件をご存知だろうか?
キャラクターの魅力?
物語の意外性?
世界観?
どれも間違いではないが、決定的でもない。
正解は「引き」である。
これからどうなるの?
あの謎は解けるのか?
読者の意識を掴んで離さない強い引きの数こそが優秀な作品の条件といっても過言ではない。
本作にはファンの間で「タコ問題」と呼ばれている案件が存在する。
それがどんなものかと言ってしまうとネタバレになるので割愛するが
ミステリーで例えるなら、最初の殺人が放置されたまま話が進んでいくような感じだとイメージして頂けるとわかりやすいかもしれない。
多くの書評サイトや通販サイトのレビューにて「結局あのタコは何だったの?」「タコの意味がわからなかった」といった疑問が並び、読者の関心を引きとめることに成功している。
他にもこの物語には主人公とヒロイン以外に、主人公の妹、妹の友達、ヒロインのマネージャー、ヒロインのライバルであるアイドル声優、
謎の多い美少女新聞部部長、主人公の悪友三人組といった実にバラエティー豊かな面々がカラーイラスト付きで紹介されているのだが、本当に紹介されているだけで、基本的に彼らは話にからんでこない。
今後これらの人物がどんな活躍を見せてくれるのか、二巻以降の展開に期待せざるを得なくするという心憎い演出だ。
571:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 00:23:18 Vb0mLWUR
さてさて一般的な声優ものの作品がアニメやゲームのアフレコを中心に話が進んでいくことに対して、
本作はアニラジにテーマを絞っていることが特徴的だとお伝えしたが、最後はそこに焦点をあててみよう。
漫画や小説で声優を題材にするのは冒険である。
どれだけ立派な絵や文章を並べたところで、声を表現することなど不可能だからだ。
多くの作家たちは頭を悩ませた結果、声を出すことで高揚する主人公の姿や、音楽を聴いて涙する観客を印象的に描くことによって、読者に聴こえるはずのない音を聴かせることに成功した。
これはつまり内面描写と情景描写の強化ということである。
もはや完成したスタイルといえるこの演出方法を、なんと本作の著者であるサイトーマサト氏は画期的に進化させてしまったのだ。
物語のメインであるラジオのトークシーンにおいて、サイトー氏は可能な限りの内面描写と情景描写を排除して、セリフのみで進行させるという手段を試みた。
こんな書き方をすると、皆さんの中にこんなことを思う人が出てくるかもしれない。
ただの手抜きじゃないか、と。
572:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 00:25:05 Vb0mLWUR
実は私はとある人気アニメの最終回でヒロイン役の声優さんが実際に使用した台本を持っている。
なぜそんなものがあるのかといえば、DVD全巻購入者のみが参加できる抽選会にて当選したのだ。
無論、家宝である。
その最終回でのクライマックスシーン。ヒロインは泣いたり叫んだり怒ったりして、まさに声優力が試される場面となっている。
ところがこのシーン、台本で見ると淡々とセリフが並んであるだけで、細かい演技の指示などは書かれていないのだ。
いや、厳密にいうと書かれてはいるのだが、それは脚本家の手によってではなく、役者本人の手書きによってである。
「あえて感情をころして」「ここは怒りレベル☆☆くらいで」という具合に自分のセリフの隣にト書きをしているのだ。
他にも「お腹へった~」といったツイートや「オナカヘッダー」と名付けられた謎のメカが描かれていたりする。
皆さんも、もうお気づきだろう。
そう、台本とは読むものではなく、書き込むものなのだ。
この常識を踏まえたうえで本文に戻ってみると、あら不思議。ただの手抜きにしか見えなかったページが、一流の台本に見えてくるではないか。
ここで読者は気づく。
ここに沸き上がった感情を思う存分書き込みなさいという作者の配慮に気がつくのだ。
大丈夫。余白はしっかりと用意されている。
それにしても本作はなんと万能な一冊だろうか。
強力な「引き」を多数配置することで、物語として読者の関心をつかみつつ、
プロの声優が使っているものと同様の台本まで作中に組み込んでいるのだから、万能かつ贅沢だ。
これだけのものが詰め込まれているのに価格もその他の文庫本と変わらないというから驚きだ。
正直、欠点らしきものが見つからない。
進路希望のプリントには書けなかったけど将来は声優を志しているという方には、ぜひ本作を読んで頂きたい。
発声練習や筋トレより大切なことがこの中にある。
おしまい。
573:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 01:04:09 HhtVmPfF
長いよ!
574:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 01:22:07 1a5zyy5B
長いのは確かだが…
だが悪くない!けっして悪くないぞ!
個人的にはむしろ「オナカヘッダー」に笑った
お茶目ね、声優さん
575:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 19:34:24 vsTow9GT
物凄い今更だけど>>555は原作とは思えないほどアレな出来だった、と書きたかったけど規制食らってました
初ちぎりだったので分かりづらかたね
>>569
タコとやらの為に買ってくる
576:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 20:11:00 vj1pSSgZ
このスレで褒めちぎってる奴はすごいよな
つまらない小説を一冊どころか複数読んで、内容をまとめてるんだぜ?
俺は読み飛ばしたり、話を覚えてなかったりでとても書けないよ
577:イラストに騙された名無しさん
10/08/21 22:03:36 ySKvrdG1
タコ問題はたまに見掛ける「作者は回収したつもりになっている伏線」ですらなかった
あの放置っぷりは清々しさすら覚える
578:イラストに騙された名無しさん
10/08/22 08:49:35 EGyDg4X/
>>546
>「ライトノベルの楽しい書き方」 著者;本田透
作品ラストでラノベを読んで終わりって習作だろ?
結末を開放的に終わらせる事で未来に無限の可能性を残すって斬新だった
映画ではあのラストをどう繕うのか見てみたいな
579:イラストに騙された名無しさん
10/08/22 10:38:16 Lzv5iNV5
本田透は凄いよな
どの作品を見てもストーリーが成り立ってないのは驚愕せざるを得ない
580:イラストに騙された名無しさん
10/08/26 18:35:21 cbbwb3JW
>>557多摩湖さんと黄鶏くんって、電波女と青春男のスピンオフだろ?