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贈与の事実というのは意外なところから発覚することがあります。
例えば定職もないニート息子に父親が大金を渡したとします。
息子がこれをゲームやいかがわしい遊びに消費してしまうなら、足がつく可能性は小さいといえます。
ところが、その息子が高級外車を購入したとしましょう。これは税務署の網にかかったも同然です。
というのは、税務署では高級外車などを買うおカネは贈与資金や脱税資金が少なくないと睨んでおり、
日頃から業者をあたっては購入者リストの収集などに努めています。
件の放蕩息子が「この外車を買ったカネはどこから出たんだ」と呼び出されて調べられる日は、そう遠くありません。
「まさかそんなこと、税務署が気づくわけはない」と高を括っていると危険です。
ベテラン税務署員に聞くと、こうした放蕩息子を「締め上げた」経験がある人は想像以上に多いのです。
今回はFX口座や業者が調査対象となるでしょう。
「脱税する人は『まさか、わからないでしょう』と考えるかもしれないが、
我々は毎日脱税犯を追いかけるプロなんだ」--ある税務署員が漏らしたこの刑事コロンボのようなセリフを、
心の片隅にでもとめておいたほうがいいでしょう。