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＜今日の流れ＞
◆[為替－締め切り] ドル高などで7日ぶりに上昇…5.00₩↑(ｳｫﾝ安) 1,126.00₩
聯合インフォマックス(ハングル) | 2011/01/05 15:42 URLﾘﾝｸ(goo.gl)
(ｿｳﾙ=聯合ｲﾝﾌｫﾏｯｸｽ)ｲ･ﾐﾗﾝ記者＝ドル/ｳｫﾝの為替レートは、グローバルドルが強勢を示し、コスピ指数が下落したのに
伴い、7営業日ぶりに上昇した。
ソウル外為市場で5日、ドルは前日より5.00₩上がった1,126.00₩で取り引きが締め切られた。
ドルが上昇したのは米経済指標の好調でグローバルドルが強気を見せて、二日連続で史上最高値行進を続けたコスピが
下落したためだ。
外国為替当局が前日スムージングオペレーション(微調整)を断行した余波で、介入警戒感も大きくなった。
最近切り上げの流れを維持してきた人民元も、今日は切り下げされ、ドル買い心理を刺激した。中国人民銀行は今日の
ドル/人民元取引の基準為替レートを前取引日に比べ0.0080元低い6.6295元で告示した。
需給的には域外差額決済先物為替(NDF)市場参加者と銀行圏の参加者がドルを買い入れて、ドルを押し上げた。
一方、任鍾竜(ｲﾑ･ｼﾞｮﾝﾘｮﾝ)企画財政部次官は今日、ソウルのﾛｯﾃﾎﾃﾙで開かれた汎金融機関新年会で、聯合ｲﾝﾌｫﾏｯｸｽの
記者と会い、「マクロ健全性賦課金(銀行税)は、満期に応じて、短期(1年以内)20bp、中期(1～3年)10bp、長期(3年以上)は
5bpの料率で決めるというのが基本的な政府の方針だ。」と明らかにした。
▲6日の展望＝ディーラーは、ドルが1,122～1,130₩の間でやりとりされると予想した。
今夜ポルトガルが5億ユーロ規模の国債の入札に出て、ユーロ/ドル為替レートが下落する可能性が高い。
ユーロ圏諸国の財政状況への懸念が再び頭を持ち上げる可能性があるからだ。
ディーラーは、このため、ドルが上昇するが、輸出業者がNEGO物量を出して上昇幅は1,120₩台に制限されると診断した。
都市銀行のディーラーは、「年初からドルがすぐに下落し、輸入業者はひと息入れ、輸出業者は急迫した。ドルが1,130₩台に
上がろうとすると、輸出業者がNEGO物量を大規模に出す可能性がある。」との見通しを示し、また「今日も、ドルが1,120₩台
後半に上がると、NEGO物量が殺到した。」と付け加えた。
別のディーラーは「ドルが1,120₩台付近に低下すると、当局がスムージングオペレーションに取り組んで1,130₩線付近に
上がれば、NEGO物量が殺到している。グローバルドルも方向性を示さずにおり、ドルが今のところ1,120₩台を中心とした
ボックス圏を形成する可能性が高い。」と述べた。
▲場内の動向＝ドルは、グローバルドル高に伴う域外の為替レートの上昇を反映して、前日より3.00₩上がった1,124.00₩で、
最初の取り引きが締結された後、KOSPIの下落と、海外の買収で上げ幅を拡大した。
ドルが上昇幅を拡大するとNEGO量が大規模に流入した。これにドルが上昇幅を減らすと域外も売りに転じた。
その後、1,120₩台前半まで上げ幅を縮小していたドルは、海外や銀行圏が低価格買収に出て再び上昇した。
特に去る2取引日の外国人が国内の有価証券市場で9千723億₩分の株式を純買い入れしたことによるドルの供給量が
場終盤に流入することを期待してショートポジションを維持していた銀行圏がショートカバー(空売りの買い戻し)に乗り出し、
ドルは上げ幅を拡大して取引が締め切られた。
市場平均為替レートは1,125.00₩で公示される予定で、現物為替出来高は、ソウル外国為替仲介と韓国資金仲介を
合わせて82億3千500万ドルと集計された。
ソウル為替締め切り時刻ドル/円は82.04円、円/ｳｫﾝの裁定為替レートは100円＝1,372.67₩をそれぞれ示した。
ユーロ/ドルは1.3265ドルを記録した。
外国人投資家は、有価証券市場とコスダック市場では、それぞれ1千236億₩と256億₩分の株式を買い越した。//