10/12/25 07:22:40 fP3xHFJ9
駄菓子菓子さんの>>482関連で、空自のF-2戦闘機に動きがありました。
URLリンク(www.mod.go.jp)
平成23年度防衛予算の概要
・F-2空対空戦闘能力の向上【機体改修3機+レーダー改修36機分】 102億円
・F-2へのJDAM※機能の付加【12機】22億円
F-2戦闘機は世界初のAESAレーダ(J/AGP-1)を搭載した航空機ですが、初物ゆえに荒削りで後発機には見劣りします。
そこで、サイズ互換のまま、10年分の技術進歩を取り入れて、探知距離を2倍(噂)に伸ばしたJ/APG-2が
開発され、現在試験機1機と今年度予算で1機の改修が行なわれます(2013年に改修予定)。
また、日本にはAAM-4という射程100km程度の中距離空対空ミサイルがあり、これがかなりの性能で、
敵より有利な距離で戦えるミサイルで、F-15Jの専用武装となっています。今までのF-2ではレーダー
の探知距離が短かく、対艦攻撃機だった事もあり、搭載が不可能でしたが、36機分一括発注とは大胆な予算。
F-2はレーダーが納品される2014年頃から、AAM-4の搭載可能機な4.5世代戦闘機になっていくと思われます。
(レーダー以外も、ミサイルをコントロールする専用送信機を追加しないと使えない。
この送信機は日本独自のシステムのため、敵の電波妨害に強いミサイルでもある)
日本の次期主力戦闘機は迷走を続けていますが、とりあえず5年後からの10年間の対中共防衛と
対朝鮮(韓)防衛は、現有F-15JとF-2のアップデートでギリギリ何とかなりそうな雰囲気。まずは一安心。
同時に、F-XがF/A-18E/F(自衛隊が米空母の作戦に参加?)になるのか、
駄菓子菓子さんの言うように、英BAEのユーロファイターになるのかは不明ですが、
機種選定で多少の冒険は可能になったと思われます。