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東日本大震災／４輪・２輪車メーカー、小型発電機を増産
掲載日 2011年04月06日
４輪・２輪車メーカー各社が小型発電機を相次いで増産する。
富士重工業とヤマハ発動機が準備を進めているほか、ホンダも
増産を検討している。東日本大震災を受け、電力確保を目的に
被災地で需要が高まっているほか、東京電力による計画停電の
影響で首都圏などで引き合いも増加。「通常の７―８倍の注文がある」
（ヤマハ発）。ただサプライヤーが被災して部品調達が不安定に
なっている例もあり、どの程度で増産できるか不透明な情勢だ。
富士重工は埼玉製作所（埼玉県北本市）で発電機を製造している。
混合ラインに流す発電機の割合を引き上げ、早ければ来週にも増産を始める。
ヤマハ発はインバーター付き発電機を静岡県掛川市の子会社で、
それ以外は中国の関連会社で生産。増産するのは中国で、完成した
発電機を日本に輸入する。日本での生産も継続する。ヤマハ発
の年間の発電機販売数はＯＥＭ（相手先ブランド）品を含め２万台強という。