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確かに、馬頭観音は家畜の守り神で農業の神でもある。
しかし、北陸・山陰・北九州などの日本海に面した地域に馬頭観音は多く祀られているのは、
何故だろうか?
これらの地域の馬頭観音は、
「商人を乗せた船が難破し羅刹国(らせつこく)に漂着した。
商人たちが女夜叉(または羅刹~人を捕らえて血肉を食らう悪鬼)に捕まり、
食べられようとした時に菩薩が白馬の姿で空を翔けて現れ彼らを救った」
というインドの説話があるが、
この白馬が転じて馬頭観音になり、つまり海難救助(海難除け)祈願の信仰である。
馬頭観音は農業の神だけでないよ。