11/07/06 00:40:14.35
>>419
お大師さまより官長が偉いなんて誰一人書いてないと思います。
私は他派の人間なので高野山の官長が求聞持を行ったかどうかは知りませんけど。
お大師さまの若かりし頃は求道一筋だったと思う。
仏教だけに限らず儒教・道教などなど学ばれました。
そうした求道と修行の中
求聞持にも出会い、求聞持法を修行されました。
これが密教との出会いとも言われております。
その後、大日経と出会い「これこそが求めていた道」だと確信したお大師さまは唐へ渡り正当な密教を授かり日本へ伝えました。
皆さんご存じの事と思います。
お大師さまは正当な密教と出会ってからは1度も求聞持を行っておりません。
要するに求聞持法より正当な密教の供養法の方が格段に優れていると判断されたのでしょう。
多くの弟子に「求聞持をしなさい」とも言っておられません。
真言宗の僧侶になる為の修行である四度加行にも求聞持は入ってません。